ドコモから楽天モバイルに乗り換え、夫婦の通信費を月15,000円→6,000円にした話|30代育休パパの家計見直し

夫婦のスマホ代節約

夫婦の通信費が、月15,000円から6,000円に。年間で約10万円が浮きました。ドコモから楽天モバイルへ乗り換えた、その全記録です。ただし、いいことばかりではありません。実際に感じた正直なデメリットも、隠さずお伝えします。「大手だから安心」となんとなく払い続けている方が、自分で判断するための材料になればうれしいです。

※本記事は筆者個人の体験に基づくものです。料金プラン、キャンペーン、割引の条件などは時期によって変動します。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。本記事には一部アフィリエイトリンクを含みます。

家計見直しで、最後に残った「固定費の聖域」

保険を見直し、いろいろな固定費に手をつけてきた。そんな家計の立て直しの中で、最後まで手つかずで残っていたものがある。通信費——毎月のスマホ代だ。

正直に言うと、ずっとこう思っていた。「スマホの電波は、毎日使うもの。NTTドコモという、日本最強のブランドを使っておけば、間違いない」と。大手キャリアなら、電波もサポートも安心。多少高くても、それは”安心料”なんだと、疑いもしなかった。

でも、これは以前の自分が、保険で犯した失敗とまったく同じ考え方だった。「大手だから」「ブランドがあるから」という理由だけで、中身を確かめずに払い続ける。あのときの反省が、頭をよぎった。

固定費というのは、一度見直せば、その後ずっと効き続ける。だからこそ、毎月必ず出ていく通信費こそ、しっかり調べる価値があるんじゃないか。そう思い立って、初めて自分の携帯代と、その代わりになる選択肢を、真剣に調べてみることにした。

そして分かったのは、「最強ブランドを使っておけば安心」という思い込みの裏で、自分がいかに払いすぎていたか、という事実だった。

ドコモ時代、夫婦で月15,000円払っていた

あらためて明細を見てみると、わが家は夫婦2人で、毎月およそ15,000円の携帯代を払っていた。

正直、この金額に、特別な疑問を持ったことはなかった。「スマホ代なんて、こんなもの」「大手キャリアなら、これが普通」——そう思い込んでいたからだ。周りもみんな同じようなものだろうし、これが当たり前の相場なんだと、深く考えたこともなかった。

でも、家計を見直す目で、あらためてこの数字を見つめ直すと、印象が変わってくる。月15,000円ということは、年間で18万円。10年で180万円だ。毎日使うものとはいえ、これは決して小さな金額じゃない。

そして、ふと思った。この「普通だと思っていた」という感覚こそ、いちばん危ないんじゃないか、と。疑問を持たないから、比べもしない。比べないから、他にもっと安い選択肢があっても、気づけない。かつて保険で、まさにこれをやってしまった。「普通」「みんなそう」という思い込みが、払いすぎを見えなくしていた。

だったら、一度ちゃんと比べてみよう。今の大手キャリアと、世の中にある他の選択肢を。そう思って調べ始めたのが、乗り換えへの第一歩だった。

なぜ数ある格安SIMの中で「楽天モバイル」を選んだか

調べ始めて、まず驚いた。世の中には、大手キャリアよりずっと安い「格安SIM」が、いくつもある。選択肢が多すぎて、最初はどれがいいのか迷ったほどだ。

その中で、わが家が最終的に選んだのは「楽天モバイル」だった。決め手は、大きく2つある。

ひとつは、料金の仕組みが分かりやすかったこと。格安SIMの中には、料金プランが複雑で、「どのくらい使ったら、いくらになるのか」が直感的に分かりにくいものもある。その点、楽天モバイルは、使ったデータ量に応じて料金が決まるシンプルな仕組みで、「たくさん使った月は少し高く、あまり使わない月は安く」という、納得感のある料金体系だった。かつて外貨建て保険の「よく分からない仕組み」で失敗した自分にとって、この”分かりやすさ”は、大きな安心材料だった。

もうひとつは、わが家が楽天のサービスをよく使っていたこと。以前も書いたとおり、わが家は日々の買い物で楽天市場をよく利用している。楽天モバイルを使うと、楽天市場での買い物のポイント還元率が上がる仕組みがあり、普段の買い物との相乗効果が期待できた。通信費が安くなるうえに、買い物のポイントまで増えるなら、一石二鳥だ。

もちろん、「誰にとっても楽天モバイルが一番」とは言わない。人によって使い方も、重視するポイントも違う。ただ、わが家の場合は、「料金の分かりやすさ」と「楽天との相性」という2つの理由で、ここが最適だと判断した。大事なのは、かつての自分のように「なんとなく」で決めるのではなく、自分の生活スタイルに合わせて、自分で選ぶことだと思う。

実際、いくら安くなったか【月9,000円・年間約10万円】

では、実際にどれだけ安くなったのか。結論から言う。

ドコモ時代、夫婦で月およそ15,000円だった通信費が、楽天モバイルに乗り換えて、夫婦で月およそ6,000円になった。1人あたり、月3,000円ほど。夫婦合わせて、毎月9,000円が浮いた計算だ。

項目乗り換え前(ドコモ)乗り換え後(楽天モバイル)
1人あたりの月額約7,500円約3,000円
夫婦2人の月額約15,000円約6,000円 
月の差額約9,000円の節約

※料金は当時のもの。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

月9,000円という差は、一見すると小さく感じるかもしれない。でも、これは「毎月」効いてくる。年間にすれば、約10万円。一度乗り換える手間をかけるだけで、来年も、再来年も、ずっとこの差額が浮き続けるのだ。

この浮いた年間10万円を、何に使えるだろう。そう考えたとき、わが家では、ひとつの答えがあった。以前、ポイ活を駆使して家族で沖縄旅行に行った話を書いたけれど、こうして固定費で浮かせたお金があれば、旅行の原資にもなるし、将来のための投資にも回せる。「節約」は、我慢するためのものじゃない。浮いたお金で、家族の暮らしを豊かにするための手段なんだと、あらためて感じた。

固定費の見直しが強いのは、まさにこの点だ。一度の手間で、効果がずっと続く。日々の細かい節約を頑張るより、通信費のような固定費を一度見直すほうが、はるかに大きく、そして長く効いてくる。

正直に言う。楽天モバイルのデメリット

ここまで「安くなった」といいことばかり書いてきたが、正直に、デメリットもお伝えしておきたい。むしろ、これから乗り換えを考える人には、ここをいちばん知ってほしい。

わが家が楽天モバイルを使っていて感じた、いちばんの弱点。それは、場所によっては電波が繋がりにくいことだ。

電波の弱さ                                    特に、地下や、建物の奥まった場所。こういうところで、電波が弱くなったり、繋がらなくなったりすることがある。大手キャリアのドコモを使っていた頃は、正直、電波で困った記憶はほとんどなかった。そこはやはり、長年インフラを整えてきた大手の強みなのだと思う。

特に「これは焦った」という出来事がある。ある施設の中で、スマホのタッチ決済で支払いをしようとしたときのことだ。電波が繋がらず、決済ができないかもしれない、という状況になった。今は多くの人が、スマホひとつで買い物をする時代だ。いざ支払おうというときに電波がない、というのは、想像以上に困る。あのときは、ひやりとした。

もちろん、すべての地下や建物でダメというわけではない。繋がる場所のほうが多いし、日常生活で致命的に困る場面は、そう頻繁にはない。ただ、「大手キャリアなら当たり前に繋がっていた場所で、繋がらないことがある」というのは、乗り換える前に、必ず知っておいてほしいポイントだ。

この電波の弱さを、「年間10万円の節約」と天秤にかけて、どう考えるか。それは、人によって答えが分かれると思う。自分の場合は、多少の不便はあっても、この差額のほうが大きいと判断した。でも、電波の安定が何より大事な人にとっては、話が違ってくるはずだ。

それでも、わが家が乗り換えてよかったと思う理由

電波の弱さというデメリットはある。それでも、わが家は「乗り換えてよかった」と、はっきり思っている。

いちばんの理由は、やはり年間約10万円という差の大きさだ。多少、地下や建物内で電波に不便を感じることはあっても、それが毎日ずっと続くわけではない。一方で、浮いたお金は、毎月確実に家計を助けてくれる。この「たまに感じる不便」と「毎月続く節約」を比べたとき、わが家にとっては、後者の価値のほうが、ずっと大きかった。

それに、電波の弱さは、工夫である程度カバーできる部分もある。たとえば、繋がりにくい場所が事前に分かっていれば、そこでは無理にスマホの電波に頼らず、Wi-Fiを使ったり、決済も現金やカードを用意しておいたり、といった備えができる。「電波が弱いことがある」と知ったうえで使うのと、知らずに使うのとでは、心構えがまるで違う。だからこそ、この記事でも、デメリットを最初に正直にお伝えしているつもりだ。

そして、乗り換えてみて改めて感じたのは、「大手だから」という理由だけで払い続けていた自分が、いかに思考停止していたか、ということだった。ちゃんと調べて、比べて、自分で選ぶ。たったそれだけのことで、年間10万円もの差が生まれた。この経験は、通信費だけの話ではなく、家計のあらゆる固定費に通じる教訓だと思っている。

「なんとなく」で払い続けているものが、あなたの家計にも、まだ眠っているかもしれない。

楽天モバイルが向いている人・向いていない人

ここまでの話を踏まえて、楽天モバイルが「向いている人」と「向いていない人」を、正直に整理してみる。乗り換えを考えている方は、自分がどちらに近いか、考える材料にしてほしい。

向いている人

  • とにかく通信費を下げたい人:毎月の固定費を、無理なく大きく減らせる。年間で数万円〜10万円単位の差になることも。
  • 楽天市場や楽天のサービスをよく使う人:通信費が安くなるうえに、買い物のポイント還元まで良くなる。相乗効果が大きい。
  • データ使用量が月によってバラつく人:使った分だけの料金体系なので、あまり使わない月は自動的に安く済む。
  • 料金プランは、シンプルで分かりやすいのがいい人:複雑なプランに悩まされず、納得感を持って使える。

向いていない人・要注意な人

  • 電波の安定を何より重視する人:地下や建物内で繋がりにくいことがある。どんな場所でも確実に繋がる必要がある人は、慎重に検討を。
  • よく使う場所が、電波の弱いエリアの人:自宅や職場、よく行く場所が地下や電波の届きにくい場所だと、ストレスになる可能性がある。
  • スマホ決済に完全に依存している人:繋がらない場所での決済に備えて、現金やカードも持ち歩ける人でないと、いざというとき困ることがある。

こうして並べてみると分かるとおり、楽天モバイルは「万人にとって完璧」なわけではない。でも、自分の使い方に合っていれば、これほど家計に効く選択肢もそうない。大事なのは、メリットとデメリットの両方を知ったうえで、自分にとってどうかを判断することだ。

よくある質問(FAQ)

乗り換えの手続きって、難しくないですか?

自分も、やる前は「面倒くさそう」「難しそう」と身構えていました。でも、実際にやってみると、思っていたよりずっと簡単でした。今は「MNP」という仕組みで、電話番号をそのまま引き継いで乗り換えられます。手続きの多くはスマホやネットで完結します。一つひとつ案内に従って進めれば、機械が得意でなくても、十分できると思います。

乗り換えると、電話番号は変わってしまいますか?

いいえ、変わりません。「MNP(携帯電話番号ポータビリティ)」という制度を使えば、今の電話番号をそのまま引き継げます。友人や家族に番号変更を知らせる必要もないので、その点は安心してください。

家族でまとめて乗り換えると、もっとお得になりますか?

わが家は夫婦で乗り換えました。楽天モバイルには、家族で使うと割引になる仕組みもあるので、まとめて乗り換えると、さらにお得になる場合があります。詳しい条件は変わることがあるので、申し込み前に公式サイトで最新の内容を確認するのがおすすめです。

本当に、大手キャリアより電波は悪いんですか?

正直に言うと、場所によっては、大手キャリアのほうが安定していると感じます。特に地下や建物の奥では、繋がりにくいことがありました。ただ、日常的に使うほとんどの場所では、問題なく使えています。「絶対にどこでも繋がってほしい」という人は慎重に、「多少の不便より節約を取りたい」という人には、十分検討の価値があると思います。

乗り換えで、何かデメリットや損することはありますか?

記事本文で書いた電波の件が、いちばんのデメリットです。それ以外だと、乗り換えのタイミングによっては、旧キャリアの解約や、端末の分割払いが残っている場合の扱いに注意が必要です。契約状況は人によって違うので、乗り換え前に、今の契約内容(違約金の有無、端末代の残りなど)を一度確認しておくと安心です。

まとめ——「なんとなく」を見直せば、家計は変わる

かつての自分は、「NTTドコモという最強ブランドを使っておけば間違いない」と思い込んで、夫婦で月15,000円の通信費を、疑いもせず払い続けていた。

でも、家計を見直す目で、一度ちゃんと調べて、比べて、自分で選んでみた。その結果、通信費は夫婦で月6,000円に。月9,000円、年間にすれば約10万円もの差が生まれた。もちろん、電波が繋がりにくいというデメリットもある。でも、それを正直に理解したうえで、わが家にとっては「乗り換えてよかった」と、はっきり言える結果になった。

この経験で、あらためて確信したことがある。家計を圧迫している固定費の多くは、「なんとなく」「大手だから」「みんなそうだから」という思い込みの上に、なんとなく居座っている。保険のときもそうだった。通信費もそうだった。その「なんとなく」を、一度立ち止まって見直すだけで、暮らしは驚くほど変わる。

そして、固定費の見直しが本当に強いのは、一度やれば、その効果がずっと続くことだ。日々の細かい我慢を重ねるより、通信費のような固定費を一度見直すほうが、はるかに大きく、そして長く、家計を助けてくれる。

浮いたお金は、我慢の証じゃない。家族との時間や、将来への備えに変えられる、前向きなお金だ。もしあなたの家計にも、「なんとなく」払い続けている通信費があるなら、一度、見直してみてほしい。その一歩が、思っている以上に、大きな変化を連れてくるかもしれない。

ちなみに、わが家が乗り換えたのは楽天モバイルでした。料金の分かりやすさと、楽天のサービスとの相性で、わが家には合っていました。もちろん、電波など、この記事で書いたデメリットも理解したうえでの選択です。気になった方は、公式サイトで最新の料金やサービス内容を確認してみてください。

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