家族5人での沖縄旅行。その帰りの飛行機代を、コツコツ貯めたポイントで賄うことができました。ポイ活で貯めたポイントを、当時2倍レートだったソラシドエアのマイルに換えて実現した話です。ただし、このお得なレートは2025年12月に改悪されたので、今からまったく同じことはできません。それでも、「ポイントを貯めて旅行に変える」という考え方は今も役立ちます。お金の不安で家族旅行を諦めていた自分が、どうやって子どもたちを沖縄に連れて行けたのか、その記録を正直に書きます。
※本記事は筆者個人の体験に基づくものです。ポイントサイトや交換レート、各種キャンペーン、クレジットカードの条件などは時期によって変動します。最新の情報は必ず各公式サイトでご確認ください。本記事には一部アフィリエイトリンクを含みます。
きっかけ——「家族旅行なんて贅沢」と思っていた頃
お金の勉強を始めて、少しずつ家計と向き合えるようになってきた頃。それでも、暮らしはまだ楽ではなかった。
転職で収入が下がり、毎月の支払いに追われる日々。通帳とにらめっこしながら、「これから先、本当に大丈夫なのか」という不安が、いつも心のどこかにあった。
いちばんこたえたのは、子どもの笑顔を見るときだった。
無邪気に笑う子どもたちの顔を見るたびに、胸が締め付けられるような感覚があった。この子たちに、もっといろんな経験をさせてやりたい。どこかに連れて行って、思い出を作ってやりたい。そう思う一方で、現実の家計を考えると、家族旅行なんて贅沢は、頭に浮かびもしなかった。
旅行は、余裕のある家庭がするもの。うちには、まだそんな余裕はない。——そう自分に言い聞かせて、見ないふりをしていた。
そんなある日、きっかけは思いがけないところからやってきた。
子ども同士が仲の良い、パパ友の家に招かれたときのことだ。何気なく家計やお金の話になったとき、彼が「ポイ活」のことを教えてくれた。ポイントを貯めて、それを旅行や買い物に充てているという。正直、最初は「ポイントなんて、せいぜい数百円でしょ」と半信半疑だった。
でも、家に帰ってから調べこむうちに、その認識は完全にひっくり返ることになる。ポイ活は、やり方次第で、家族旅行の飛行機代すら賄えてしまう——そんな世界が、そこにはあった。
ポイ活の正体と、わが家の貯め方
調べてみて分かったのは、ポイ活が「ポイントサイト」を使った仕組みだということだった。
ポイントサイトを経由して、クレジットカードを作ったり、ネットで買い物をしたりすると、その分のポイントが貯まる。貯まったポイントは、現金や電子マネー、そして——のちに知ることになるが——航空会社のマイルにも交換できる。
わが家が使ったのは、「モッピー」というポイントサイトだった。貯め方は、大きく2つ。

ひとつは、高額案件をコツコツこなすこと。クレジットカードの発行や、証券口座・FX口座の開設といった案件は、1件で5,000円から、多いものでは10,000円を超えるポイントがもらえた。普段なら腰が重いこうした手続きも、「これが旅行代になる」と思えば、不思議とやる気が出た。
ただ、ここは正直に注意を書いておきたい。高額案件の中でも、FX口座の開設などは「一定額の入金」や「何回かの取引」が報酬の条件になっていることがある。よく分からないまま取引に手を出すと、もらえるポイント以上に損をしてしまう危険がある。自分はある程度投資を勉強してから臨んだが、仕組みを理解しないうちは、こうした条件付きの案件には慎重になったほうがいい。
もうひとつは、日々のネットショッピングを、必ずポイントサイト経由にすること。わが家は楽天モバイルを使っていた縁もあって、楽天市場をよく利用していた。その買い物を、モッピーを経由してから楽天市場で買うようにするだけで、楽天ポイントとは別に、モッピーのポイントも二重に貯まっていく。日用品も、子どもの物も、どうせ買うものだ。それなら、経由するひと手間をかけるだけで得をする。
派手な裏技は何もない。ただ、こうした積み重ねを、コツコツ1年ほど続けた。気づけば、まとまったポイントが貯まっていた。
貯めたポイントを「マイル」に変えるという発想
コツコツ貯めたポイント。最初は、それを現金や電子マネーに換えるつもりだった。家計の足しにしよう、と。
でも、調べていくうちに、もっと価値を大きくする方法があることを知った。それが、ポイントを「マイル」——航空会社の特典航空券に交換できるポイント——に変えるという使い方だった。
なぜマイルなのか。理由はシンプルで、交換先によって、同じ1ポイントの価値が大きく変わるからだ。
たとえば、ポイントを現金に換えると、1ポイントはだいたい1円の価値にしかならない。でも、マイルに換えて特典航空券に使うと、条件次第で1ポイントが何円分もの航空券に化けることがある。普通に航空券を現金で買えば数万円するものが、貯めたポイントから交換したマイルで、ぐっと安く——場合によっては実質タダで——手に入る。
つまり、同じ苦労して貯めたポイントでも、「何に交換するか」で、価値がまるで変わってくる。現金に換えて数千円の足しにするか、マイルに換えて家族旅行の翼にするか。
そう気づいたとき、頭の中で、あの諦めていた家族旅行と、コツコツ貯めたポイントが、一本の線でつながった。
——これ、貯めたポイントで、家族を旅行に連れて行けるんじゃないか。
胸が締め付けられるような思いで見ていた子どもの笑顔に、今度は旅行という形で応えられるかもしれない。そう思った瞬間、ポイ活が、ただの節約術から、家族の夢を叶える手段に変わった。
実際の交換ルート(モッピー→Vポイント→ソラシドエアのマイル)
では、具体的にどう交換したのか。わが家がたどったルートは、こうだった。
モッピーで貯めたポイントを、まず「Vポイント」に交換する。そして、そのVポイントを、ソラシドエアの「マイル」に交換する。この2段階だ。
ここで、知らないと詰まる大事な条件がある。Vポイントをソラシドエアのマイルに交換するには、「ソラシドエアカード」というクレジットカードを持っている必要がある。このカードを通さないと、マイルへの交換ができない仕組みになっている。自分も、このカードを作ったうえで交換した。
そして、当時のレートが、とにかく破格だった。なんと、1Vポイントが、2マイルになった。普通、ポイントをマイルに換えると目減りすることが多いのに、逆に2倍になる。この「2倍」が、わが家の沖縄旅行を実現させた最大の立役者だった。
コツコツ1年かけて貯めたポイントが、Vポイントを経由し、2倍のマイルになって、ソラシドエアの口座に積み上がっていく。その数字を見たときの高揚感は、今でも忘れられない。諦めていた家族旅行が、現実のものとして近づいてくる感覚だった。
そして、家族5人で沖縄へ
マイルを使って、航空券の予約に進んだ。
ただ、ここで現実も知った。ソラシドエアの特典航空券は、人気で枠がすぐに埋まってしまう。家族5人分となるとなおさらで、結局、往復のうち片道分しか、マイルでは取れなかった。
そこで、こうした。行きは、ANAの航空券を現金で購入。家族5人で、片道5万円超——決して安くない出費だ。そして帰りを、貯めたマイルで取ったソラシドエアの便にした。つまり、片道分まるごとを、コツコツ貯めたポイントで賄ったことになる。あの諦めていた旅行代の、半分が、現金を一切使わずに浮いたのだ。
そして、もうひとつ決めていたことがある。
この旅行のことを、子どもたちには、当日まで一切黙っていた。サプライズにしたかった。妻だけには伝えていて、二人でこっそり準備を進めた。計画を話したとき、妻はとても喜んでくれた。あの、お金の不安で重かった空気が、久しぶりにぱっと明るくなった瞬間だった。
旅行当日、子どもたちに「これから飛行機で沖縄に行くよ」と告げたときの、あの驚いた顔と歓声は、今でもはっきり覚えている。胸が締め付けられる思いで見ていたあの笑顔に、ようやく、旅行という形で応えることができた。

しかも、話はこれで終わらない。実は、貯めたポイントはまだ余っていた。その余りを使って、今年は家族で北海道に行こうかと計画している。一度きりの幸運ではなく、ポイ活は、わが家に継続的な「家族の思い出」をもたらしてくれる仕組みになった。
【重要】2025年12月、レートは改悪されました
ここまで読んで、「自分もやってみよう」と思ってくれた方に、正直にお伝えしなければならないことがある。
わが家が沖縄旅行を実現できた最大の理由だった、あの「1Vポイント=2マイル」という破格のレートは、2025年12月1日の申し込み分から、「1Vポイント=1マイル」に変更されました。つまり、交換できるマイルが、半分になってしまったのです。それだけでなく、特典航空券に必要なマイル数自体も、以前より増えています。「レートが半分」かつ「必要マイルが増加」という、二重の改悪です。
正直に言えば、わが家が旅行に行けたのは、この破格のレートがまだ生きていた、絶好のタイミングだったからにほかならない。運が良かった、という面も大きい。
だから、この記事を読んで「同じように家族旅行の飛行機代をまるごと浮かせよう」と考えても、今からまったく同じ効果を出すのは難しい。そこは、嘘なくお伝えしておきたい。
ポイ活やマイルの世界は、こうした「改悪」がつきものだ。お得なレートやキャンペーンは、いつまでも続くとは限らない。だからこそ、こういう情報は、必ず自分で最新の状況を確認してから動いてほしい。この記事の数字も、あくまで「2025年11月まではこうだった」という記録として読んでもらえたら、と思う。
それでも、ポイ活で旅行費を浮かせる考え方は、今も生きている
ここまで読むと、「もう手遅れか」とがっかりさせてしまったかもしれない。でも、伝えたいのはその逆だ。
レートは変わっても、「ポイントを貯めて、旅行に充てる」という考え方そのものは、今もまったく色あせていない。
まず、ソラシドエアのマイル自体は、レートが半分になった今でも、他の航空会社と比べれば、まだ少ないマイルで特典航空券に交換できる路線が多い。「1ポイント=1マイル」という交換効率も、他の多くの交換先と比べれば、決して悪い水準ではない。九州・沖縄方面に行きたい家庭にとっては、今も有力な選択肢であり続けている。
そして何より、ポイ活の本質は「特定の神レート」ではなく、「どうせ使うお金を、ひと手間かけてポイントに変えて、価値の高いものに交換する」という習慣そのものにある。
クレジットカードを作るとき、ネットで買い物をするとき、ほんの少しポイントサイトを経由する。そのひと手間を、コツコツ続ける。貯まったポイントを、現金ではなく、価値が跳ね上がる交換先(マイルなど)に回す。この基本の考え方は、レートが多少変わっても、ずっと使える。
大事なのは、お得なレートやキャンペーンは移り変わるという前提に立って、そのときどきで一番いい交換先を、自分で調べて選ぶこと。かつての自分が、保険を「人任せ」にして失敗したように、お得情報も「誰かのおすすめ」を鵜呑みにするのではなく、最新の状況を自分で確かめる。その姿勢さえ持っていれば、ポイ活は、これからも家族旅行の心強い味方であり続けてくれるはずだ。
よくある質問(FAQ)
まとめ——ポイ活は、家族の笑顔を取り戻す手段だった

かつての自分は、毎月の支払いに追われ、家族旅行なんて贅沢だと諦めていた。子どもの笑顔を見るたびに、何もしてやれない自分を不甲斐なく感じていた。
そんな自分を変えてくれたきっかけの一つが、パパ友が教えてくれたポイ活だった。最初は半信半疑だったけれど、調べて、コツコツ手を動かしてみたら、現金をほとんど使わずに、家族を沖縄へ連れて行くことができた。当日まで黙っていたサプライズに、子どもたちは歓声をあげ、妻は心から喜んでくれた。あの諦めていた光景が、現実になった。
もちろん、自分が使った破格のレートは、もう終わってしまった。タイミングに恵まれた幸運も、確かにあった。でも、ふり返って思うのは、いちばん大事だったのは、お得なレートそのものではなかった、ということだ。
「家族旅行は無理」と決めつけて何もしなかった自分が、人から教わったことを、自分で調べ、自分で動いてみた。その一歩こそが、すべてを変えた。これは、お金の勉強を始めて保険を見直したときと、まったく同じだった。知って、動くか。知らないまま、諦めるか。その差が、家族との思い出の数を変えていく。
ポイ活は、自分にとって、単なる節約術ではなかった。お金の不安で諦めかけていた「家族の笑顔」を、もう一度取り戻すための手段だった。
貯まったポイントは、まだ少し残っている。次は、家族で北海道へ。諦めなくてよかったと、心から思っている。

※本記事は筆者個人の体験に基づくものです。ポイントサイトや交換レート、各種キャンペーン、クレジットカードの条件などは時期によって変動します。最新の情報は必ず各公式サイトでご確認ください。また、ポイント獲得のための口座開設や取引には、ご自身の判断と責任が伴うことにご留意ください。本記事には一部アフィリエイトリンクを含みます。







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