お金の知識ゼロだった自分が、本で学び、家計を立て直し、投資を始めました。この記事では、たくさん読んだ中で「本当に読んでよかった」「自分の行動が変わった」と思える7冊を、正直に紹介します。投資の実践書から、お金と人生の考え方の本まで。実際に読んで、行動が変わった本だけを選びました。
※本記事は筆者個人の感想・体験に基づくものです。書籍の価格や販売状況は変動する場合があります。投資に関する判断は、ご自身の責任でお願いいたします。本記事には一部アフィリエイトリンクを含みます。
なぜ、本でお金を学んだのか
お金の勉強を始めようと思ったとき、最初のきっかけは、YouTubeだった。
家計や投資について調べるうちに、「リベラルアーツ大学(リベ大)」というチャンネルにたどり着いた。お金の知識を、分かりやすく、体系的に教えてくれる。目からウロコの連続だった。それまで「お金のことは、いつか誰かが教えてくれるもの」くらいに思っていた自分にとって、初めて「お金は、自分で学べるものなんだ」と気づかせてくれる存在だった。
ただ、動画を見ているうちに、こう思うようになった。「もっと、腰を据えて、じっくり学びたい」と。
動画は手軽だけれど、どうしても断片的になりがちだ。今日はこのテーマ、明日は別のテーマ、と拾い読みしているうちに、知識が頭の中でバラバラになっていく。一方で、本は違う。一冊を通して、順序立てて、体系的に学べる。手元に置いて、何度でも読み返せる。自分のペースで、線を引きながら、じっくり考えられる。
そこで自分は、本で学ぶことにした。そして、実際にたくさんの本を読んだ。投資の実践的な本から、お金と人生の向き合い方を教えてくれる本まで。
この記事では、その中でも「本当に読んでよかった」「自分の行動が変わった」と思える7冊を、正直に紹介したい。ただ内容が良かったというだけでなく、「この本を読んで、自分がどう変わったか」という視点で選んでいる。かつての自分と同じように、お金のことを学び始めたい人の、道しるべになればうれしい。
【まず最初の1冊】本当の自由を手に入れる お金の大学
この本のすごいところは、お金にまつわる知識を「5つの力」に整理して教えてくれることだ。貯める力(支出を減らす)、稼ぐ力(収入を増やす)、増やす力(資産を運用する)、守る力(資産を守る)、使う力(人生を豊かにするために使う)。この5つだ。
たとえば「貯める力」では、通信費や保険といった固定費の見直し方を教えてくれる。まさに、自分がこのブログで書いてきた、保険の解約や、通信費の見直しは、この本で学んだ「貯める力」「守る力」を、実際に自分でやってみた結果にほかならない。「増やす力」では、NISAを使った投資の始め方が学べる。お金の勉強の全体像が、この一冊にぎゅっと詰まっている。
そして何より、圧倒的に読みやすい。フルカラーのイラストや図解がふんだんに使われていて、難しい専門用語も、できるだけかみ砕いて説明してくれる。「お金の本」と聞くと身構えてしまう人でも、これなら最後まで読み通せると思う。
もし、「お金の勉強を始めたいけど、何から手をつければいいか分からない」という人がいたら、迷わずこの一冊をすすめたい。投資だけ、節約だけ、の本ではなく、お金との付き合い方の”全体地図”を手に入れられる。まさに、お金の「教科書」と呼ぶにふさわしい一冊だ。
投資の「軸」ができた3冊
お金の大学で全体像をつかんだあと、次に知りたくなったのが「じゃあ、具体的にどう投資するのか」だった。ここで出会った3冊が、今の自分の投資スタイル——日本の高配当株と、米国のインデックス投資を組み合わせるやり方——の軸を作ってくれた。
『月41万円の”不労所得”をもらう億リーマンが教える 「爆配当」株投資』(なのなの 著)
会社員をしながら資産1億円を築き、年間約500万円もの配当金を得ている著者が、その手法を惜しみなく公開している本だ。この本が優れているのは、「配当利回り◯%以上」「PER◯倍以下」といった、具体的で明確な数値ルールを示してくれること。感情に流されず、決めたルールで機械的に銘柄を選ぶ——この考え方は、投資初心者だった自分にとって、大きな指針になった。
正直に言うと、自分が今とっている「日本の高配当株×米国インデックス」というスタンスは、この本から確立できたと言っていい。忙しい会社員でも、片手間でコツコツ続けられる再現性の高さが、自分の生活にも合っていた。
『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資』(長期株式投資 著)
こちらは、日本の配当株を専門にする現役サラリーマン投資家の本だ。この本を読んで、自分は「日本の高配当株」の魅力に、あらためて惹きつけられた。
米国株ブームの中で、あえて「日本株の底力」を説くその姿勢が印象的だった。著者自身が、過去の暴落で大きな損失を経験しながら、配当株投資にたどり着いた実体験に基づいているので、説得力がある。派手さはないけれど、保有しているだけで配当が積み上がっていく——その安心感のある投資スタイルが、丁寧に解説されている。「ゆっくり、でも着実に資産を増やしたい」という人に、特に響く一冊だと思う。
『年収300万円FIRE 貯金ゼロから7年でセミリタイアする「お金の増やし方」』(山口貴大 著)
高配当株の2冊とは少し毛色が違い、この本では「米国インデックス投資」を軸にした資産形成を学べた。ポイントは、FIRE(経済的自立と早期リタイア)を決めるのは年収の高さではなく、「貯蓄率」だという考え方。収入が多くなくても、支出を最適化して貯蓄率を上げ、その分をインデックス投資に回す——この王道のロジックが、初心者にも分かりやすく解説されている。
高配当株で「配当というキャッシュフロー」を学び、この本で「インデックスによる資産の成長」を学ぶ。この2つの視点を持てたことで、自分の投資に対する考え方が、ぐっと立体的になった。
お金と人生の「考え方」が変わった3冊
ここまでの4冊は、いわば「お金の増やし方・守り方」の本だった。でも、学びを進めるうちに、あることに気づいた。貯める、増やす——それは何のためなのか。その答えをくれたのが、この3冊だった。投資のテクニックではなく、お金と人生そのものへの向き合い方を変えてくれた本たちだ。
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス 著)
タイトルの意味は「ゼロで死ね」。つまり、お金を貯め込んだまま死ぬのではなく、生きているうちに使い切って、人生の経験に変えよう、という本だ。
正直、最初は衝撃だった。それまでの自分は、「貯めること」「増やすこと」ばかりに目が向いていた。でもこの本は、こう問いかけてくる。その貯めたお金を使う「時間」と「健康」は、有限なんだと。若くて元気なうちにしかできない経験があり、その経験は「思い出」として、その後の人生でずっと自分を豊かにしてくれる。
この本を読んで、自分の中で何かが変わった。貯蓄も投資も大事。でも、「今」も同じくらい大事なんだ、と。子どもたちと過ごせる時間には、限りがある。家族で沖縄に行ったのも、ポイントが貯まったからというだけじゃない。「今しかできない経験に、ちゃんとお金と時間を使おう」——この本の教えが、背中を押してくれた部分が、確かにあった。
お金の本をいろいろ読んだ中で、「読んで人生観が変わった」と言える一冊を挙げるなら、間違いなくこれだ。
『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』(ひすいこたろう 著)
「死」というと重いテーマに聞こえるけれど、この本はまったく違う。温かくて、軽やかで、読みやすい。「もし明日死ぬとしたら、今日をどう生きるか」という問いを、27の質問を通して、優しく投げかけてくれる。
DIE WITH ZEROが「お金と経験」の話だとすれば、こちらは「命の時間そのもの」の話だ。毎日をなんとなく過ごしてしまいがちな自分に、「今日という日は、二度と戻らない」と思い出させてくれる。読み終わったあと、家族と過ごす何気ない時間が、少しだけ愛おしく感じられる。そんな一冊だった。毎日を幸せに過ごすためのヒントが、この本には詰まっている。
『夢をかなえるゾウ』(水野敬也 著)
これは、お金の本というより、自己啓発の「小説」だ。冴えないサラリーマンの前に、関西弁をしゃべるインドの神様「ガネーシャ」が現れて、成功のための課題を出していく——という物語で、とにかく笑える。自己啓発書なのに、エンタメ小説として普通に面白い。
でも、笑いながら読み進めるうちに、ぐさりと刺さる言葉に出会う。この本が教えてくれる本質は、シンプルだ。「知っているだけでは、人は変われない。行動して、初めて変わる」。
これは、自分がこのブログでずっと書いてきたことと、まったく同じだった。お金の知識をどれだけ学んでも、本をどれだけ読んでも、行動しなければ何も変わらない。保険を解約したのも、通信費を見直したのも、「知ったことを、実際にやってみた」から意味があった。難しい本が苦手な人でも、笑って読めて、最後に「動こう」と思える。そんな不思議な力のある一冊だ。
本を読んで、いちばん大事だと思ったこと
7冊を紹介してきたが、最後に、これらの本を読んで、自分がいちばん大事だと思ったことを書いておきたい。
それは、「読んだだけでは、何も変わらない」ということだ。
皮肉に聞こえるかもしれない。本のおすすめ記事の締めくくりが、「読むだけではダメ」なんて。でも、これは7冊すべてに共通していた、いちばん大事なメッセージだと思っている。『夢をかなえるゾウ』のガネーシャも、まさにそれを教えてくれた。知識をどれだけ頭に入れても、人は変われない。変われるのは、行動したときだけだ。
自分の場合、『お金の大学』を読んで、実際に保険を見直し、通信費を下げた。高配当株とインデックスの本を読んで、実際に証券口座を動かし、投資を始めた。『DIE WITH ZERO』を読んで、実際に家族との経験にお金と時間を使うようになった。読んで、動いた。だから、家計が変わり、暮らしが変わった。
もちろん、最初の一歩は小さくていい。固定費をひとつ見直してみる。証券口座を開いてみる。家族との時間を、少しだけ意識してみる。本は、その一歩を踏み出すための、最高の背中押しになってくれる。
この7冊は、自分にとって、単なる知識の詰まった紙の束ではなかった。読む前と読んだ後で、実際に行動が変わり、人生の景色が変わった。そういう本たちだ。だからこそ、自信を持っておすすめできる。
よくある質問(FAQ)
まとめ——本は、人生を変える一番安い投資
お金の知識ゼロだった自分を変えてくれた7冊を、紹介してきた。
『お金の大学』で全体像をつかみ、『爆配当株投資』『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資』『年収300万円FIRE』で投資の軸を作り、『DIE WITH ZERO』『あした死ぬかもよ?』『夢をかなえるゾウ』で、お金と人生への向き合い方を教わった。
ふり返って思うのは、本というのは、とんでもなくコストパフォーマンスの高い投資だということだ。1冊せいぜい1,500円ほど。それで、著者が何年もかけて築いた知識と経験を、まるごと受け取れる。自分の場合、この7冊から得た学びを実行に移した結果、保険の見直しや通信費の削減だけでも、年間数十万円の効果になった。数千円の投資が、何十倍にもなって返ってきた計算だ。
でも、いちばん大きかったのは、お金の話だけじゃない。「知って、動けば、人生は変えられる」という確信を、本が与えてくれたことだ。かつての自分のように、「お金のことは、いつか誰かが教えてくれる」と思っている人がいたら、伝えたい。誰も教えてくれません。でも、本が教えてくれます。あとは、動くだけです。
まずは1冊、気になったものから手に取ってみてほしい。その1冊が、あなたの「ここからすべてが始まった」になるかもしれない。
※本記事は筆者個人の感想・体験に基づくものです。書籍の価格や販売状況は変動する場合があります。投資に関する判断は、ご自身の責任でお願いいたします。本記事には一部アフィリエイトリンクを含みます。







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